宅配食事サービスは食事タイプが大切!特徴とおすすめの人

宅配食事サービスにはいくつかの食事タイプがあり、大きく「普通食」「介護食」「制限食」の3つ分けられます。サービスの利用を検討するときには、食べる方の体の状態に合わせた食事タイプを選ぶことがとても大切です。食事タイプごとの特徴や、どんな人におすすめかを紹介します。

普通食とは?

普通食は、糖質・カロリー・たんぱく量などの食事制限や噛む力・飲む力などの体の状態に制限がない方向けの食事です。
「普通食」といっても、栄養バランスや食べやすさがきちんと考えられ、主菜・副菜が組み合わされた内容となっています。

普通食の特徴

  • ・管理栄養士が設計した献立
  • ・季節に合わせて、旬の食材を利用
  • ・和食中心の献立
  • ・魚や肉、野菜など栄養バランスが良い
  • ・カロリーなども比較的抑えられていてヘルシー

食事制限などがない高齢の方はもちろんのこと、栄養バランスのとれた食事を取りたい方やカロリーを控えめにしたい方におすすめです。
なお、サービスによってはアレルギーの個別対応、おかゆや刻み食の対応をしてくれる場合もあります。気になる方は利用の際に問い合わせてみましょう。

介護食とは?

高齢になると、飲み込む力や噛む力が弱まる人もいます。そのような方向けの食事タイプが介護食(やわらか食・とろみ食・ムース食)です。

介護食の特徴

  • ・食べやすさを配慮
  • ・歯茎でつぶせる硬さからスプーンでつぶせる硬さまで、やわらかさが様々
  • ・栄養バランスに配慮
  • ・見た目のおいしさも重視

噛む力や飲み込む力が弱くなってきた方にとって、硬い食事をとることはつらいもの。食事を取ることがつらくなって低栄養状態になってしまったり、食べ物がうまく飲み込めずに誤嚥性肺炎などを引き起こしてしまったりする場合もあります。
介護食には、やわらか食(ソフト食)、とろみ食・ミキサー食・嚥下食・流動食など様々な種類があります。硬いがゆえに、食事に時間がかかってしまったりつらくなってしまったりしている人はおすすめです。
「介護食」と聞くと、介護が必要な方というイメージが強く、抵抗を持つ方もいらっしゃるかもしれません。介護食と一言で言っても段階は様々なので、まずはやわらか食(ソフト食)から試してみると良いかもしれません。
普通食を食べることが難しいと感じているご本人はもちろん、普通の食事に加えて介護食も作るのが大変というご家族の方も検討してみてはいかがでしょうか。

制限食とは?

制限食は、病気などを理由に食事制限がある方向けの食事です。宅配食事サービスで提供されている代表的な制限食には、「カロリー調整食」「塩分調整食」「糖質調整食」「たんぱく質調整食」があります。

制限食の特徴

  • ・管理栄養士が設計した献立
  • ・制限しているものに合わせて、カロリー・塩分・糖質・たんぱく質などの栄養を調整
  • ・特定の栄養は制限しつつ、栄養バランスに配慮

栄養指導を受け、制限しなければいけないものがある中で毎日の献立を考えるのは難しいものです。自分ですべて作るとなると栄養も偏りがちになります。
宅配食事サービスの制限食では管理栄養士が設計した献立なので安心です。さらに、制限された中でもバラエティに富んでいるので、毎日の食事が楽しくなるでしょう。
「毎日バラエティ豊かな食事をしたい」「自分で献立を考えて作るのが大変」という方にはおすすめです。サービスによっては、高齢の方や栄養指導を受けている方だけでなく、ダイエットをしたい方もカロリーを抑えて栄養バランスのとれた食事ができるので、検討してみてはいかがでしょうか。

ここでご紹介しているそれぞれの食事タイプの特徴は一般的なものです。サービスや商品によって、内容は異なってきます。様々なサービスを比較して、食事をされる方の体の状態にあった宅配弁当・宅配食事サービスを選びましょう。

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